プロフィール

協会の目的と事業

 四面環海のわが国においては海陸交通の拠点である港湾の建設、整備及び臨海部の土地造成は、わが国の基盤を支える根幹であり、また、社会資本整備の充実は国民生活を豊かにするために不可欠なものであります。
 当協会は「港湾における土地造成及び諸施設の建設に関する施工の合理化を図り、もって港湾の整備発展に寄与する」ことを目的として、次の事業を行っています。

  1. 港湾における土地造成及び諸施設の建設に関する施工の合理化に関する調査及び研究、内外資料の収集
  2. 浚渫船その他作業船の能率向上に関する研究及び作業従事者の研修
  3. 港湾における水域の汚染を防止するための埋立及び浚渫の工法に関する調査及び研究
  4. 研究会、講演会等の開催及び出版物の刊行

組織図

沿革

 戦後経済の復興及びその後の経済の高度成長につれて、港湾整備事業及び臨海部埋立事業は、年々増加の一途をたどり、これに伴って港湾における土地造成及び諸施設の建設に関する施工の合理化を図ることが特に重要となり、各社において施工技術の開発及び大型浚渫船等の建造などが進められましたが、各社毎では十分な対応が難しくなりました。このため、施工技術に関する調査研究や内外資料の収集など、各社共通の課題について共同して取り組み、その成果を広く普及すべきとの要請が高まり、協会活動が一層重要性を増してまいりましたので、昭和36年12月6日、在来の任意団体組織を改めて「社団法人 日本埋立協会」として運輸大臣の設立許可を受けました。
 その後、昭和47年12月12日に「社団法人 日本埋立浚渫協会」と改称し、平成23年12月6日協会設立50周年を迎えました。
 平成25年4月1日には社団法人から一般社団法人に移行しました。