うみの現場見学会

空港島見晴台で説明を聞く生徒達

 当協会は、去る2月10日(木)、2006年3月に開港が迫る新北九州空港において地元の北九州市立小森江東(こもりえひがし)小学校の生徒(5年生)と先生など34名を招き、第4回の「うみの現場見学会」を開催しました。

 西瀬戸の周防灘沖3kmに建設中の新北九州空港は滑走路・誘導路舗装工事、ターミナルビル建築工事、進入灯橋梁工事等2006年3月の開港を目指し、急ピッチで工事が進められています。見学会のプログラムは空港島先端部に停泊したクルーザーから起重機船による進入灯橋梁据付作業を見学する他、空港島に上陸してさまざまな建設作業を見学するものです。

 日本海気候特有の曇り空の下、日頃見ることのできない起重機船が子供達の指示で動くダイナミックな光景に船上では大きな歓声が湧きました。完成間近の空港全体を見学するために空港島に上陸すると、目の前を走る超大型ダンプトラックの大きさに感動。子供達は説明員の話に熱心に耳を傾け、大変満足して空港島を後にしました。

 見学会終了後の懇談会では、新空港建設の苦労等についての質問に国土交通省北九州港湾・空港整備事務所の皆さんから回答が和やかに行われ、最後に見学者を代表して廣瀬校長先生より「新空港建設には授業を通して興味を持っていたが、この見学会を通してなお関心が深まり今後の学習に役立つと思います。また、2006年3月の開港をとても楽しみにしております。」と挨拶され、見学会は無事に終了しました。

挨拶する秋山広報委員長

進入灯橋梁工事現場

新北九州空港建設事務所の「しんもじ&シースカイ」の資料を見学する生徒達

建設の進む新北九州空港