title
title
title
Back Number

徳倉建設株式会社 本店土木部
三河港改修・特定港湾施設整備合併工事道路(護岸)
床堀・地盤改良及び本体工 所長
白井 弘幸(しらい ひろゆき) 氏
 現場所長になって、これまで海上・陸上のさまざまな工種の工事を指揮してきた。最近は海上土木工事を担当することが多く、「海の工事と陸の工事の割合は6対4で海の工事が多いかな」という。
 現在担当しているのは、愛知県発注の「三河港改修・特定港湾施設整備合併工事道路(護岸)床堀・地盤改良及び本体工」。道路護岸となる部分の浚渫床堀りや地盤改良、本体構築などを行う工事だ。「5月から現場に入り、ちょうど浚渫床堀りが終了したところです。これから敷砂を投入して均し、サンドコンパクションパイル工を実施し地盤改良を行います」。
 三河港蒲郡地区で実施されているふ頭岸壁整備事業は、新たに約250m四方の埋立地を現護岸の前面に造り、水深11mの岸壁を整備する。このうち、「当社が担当しているのは、埋立地側面の道路となる護岸整備で、護岸延長約240mのうち3分の2程度の工事を行います。地盤改良後は捨石を投入して本体工を進め、10月には完成する予定です」。
 工事は今のところ順調に推移。工程表通りに作業が進んでいる。ただ、夏場になると港内に強い南風が入るため、細心の注意が必要となる。「海上工事は風が怖いですね。作業船の離接岸でロープが引っ張られたりするため、作業員には特に注意を促しています」。さらに、台風と爆弾低気圧も工事遅延につながるため、今後の不安材料という。「特に爆弾低気圧は工事中止期間が長引く可能性もあり、気象海象情報はいつも気にしています」。
 海上工事は、陸上工事のように出来形が目に見えないため、品質の確保にも気を遣う。「GPS測量などで海の中の出来形を確認しながら、作業を行うのですが、目に見えないため、思うようにできずイライラすることもあります。陸上工事のように出来形が見られればもっと楽に工事ができるのに…」という。
 一方で、海上工事には魅力も多い。「陸上工事と違い、施工機械や作業船など工事のスケールが大きく、やりがいもあります。土木工事のダイナミックさを感じることができるのが海上工事ではないでしょうか」。
 工事はこれからが本番。「現場付近での一般船舶の航行はあまり多くはありませんが、安全第一で工事を進めていきます」。
工事名 三河港改修・特定港湾施設整備合併工事道路 (護岸)床堀・地盤改良及び本体工
発注者 愛知県
工事場所 愛知県蒲郡市浜町地先
工事内容 締固杭377本、床堀18,711m3、敷砂9,206m3、捨石22,045m3、被覆石1,918m3
工事期間 平成25年5月上旬〜10月31日
浚渫床堀り工事の様子
三河港蒲郡地区位置図、赤い部分が施工場所

Back Number