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株式会社本間組 九州支店 那覇作業所
那覇港(泊ふ頭地区)道路下部工(P12〜17)工事現場代理人
渋谷 雄司 氏
 昨年4月末に新潟から沖縄に着任した。入社して今年で27年目になるが、沖縄勤務は今回が5回目。現場生活の約3分の1は沖縄で過ごしており、この地には思い入れも強い。
 今回担当しているのは那覇港(泊ふ頭地区)道路下部工(P12〜17)工事。2009年9月に泊ふ頭地区で暫定供用した大型旅客ターミナルのアクセス道路(若狭2号線)の一部となるもので、水深10m程度の海上に6基の橋脚を構築する。
 橋脚1基ごとに鋼管杭8本が必要で、全部で48本の鋼管杭を打設。その後、鋼管杭の上に橋脚梁コンクリートを施工する。「杭長が58mと長いのが気になっていたが、気候にも恵まれ、予定よりも2週間程度早く(昨年10月末に終了)鋼管杭の打設が終わった」。
 打設時には、騒音・振動対策や船舶の航行対策に細心の注意を払った。特に騒音・振動対策は総合評価方式で技術提案を行っており、さまざまな工夫を行い、鋼管杭を打設した。「現場から民家や学校などが近いので、騒音対策にはかなり気をつかった。無事に打設が終わり、一つの山は越えたが、残る工事も事故のないように着実に進めていきたい」。
 20代後半で現場所長になり、これまで携わった工事の大半が港湾工事。防波堤の工事が多く、地元の新潟をはじめ、東京、沖縄などの各港で施工を担当した。
 現場でいつも心がけていることを聞くと、「港湾工事に限らず何でも一緒だが、分からないことをそのままにしておかないこと。自分が納得するまで人から話を聞くか、調べることだ」という。疑問に感じたことを一つずつ、ゆっくりでいいから自分の中に取り込んでいく。その日々の積み重ねが大切だという。
 現在は単身赴任生活。家族のいる新潟に月1回程度帰るのが楽しみという。若いころは温暖な気候と気さくな人柄に惹かれ、自ら手を挙げて沖縄勤務を希望したが、「今は家族のいる地元(新潟)から通える現場がいいね」と笑う。

[写真左]建設現場の様子(2010年11月)[写真左]国際クルーズ船専用バースとアクセス道路の完成予想図[写真右]位置図

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